杉並リハビリテーション病院

リハビリテーション科の特徴

豊富な経験を有するセラピスト

平均経験年数6.6年

急激に規模を拡大する回復期リハビリテーション病棟が多い中、経験年数3年目以下のセラピストが半数以上を占めるというリハビリテーション科もあるようです。当院はPTOTSTの平均経験年数か6.6年(PT6.8年・OT6.2年・ST6.3年)。1〜3年目セラピストが30%、6年目以上セラピストが40%とベテランの方が多い環境です。

当院が全床回復期リハビリテーション病棟になったのが2008年ですから、急性期、他の回復期、維持期、介護保険領域での訪問・通所を経験した後、当院でセカンドキャリアをスタートしたセラピストも多いです。様々な経験を積んだセラピストがいることも強みです。

円滑な情報共有を可能にするチーム体制

20名の患者様を一つのPTOTSTチームが担当

90名を超えるセラピストが正確に効率的な情報共有できるようチーム体制で臨床業務にあたります。20名の患者様をPTOTST14~15名からなるチームが担当します。新人も各チームに配属され、プリセプターやアドバイザーも同じチームメン バーです。症例検討会や勉強会などをチーム主体で行う機会もあります。

チーム体制はリハビリテーション科だけではありません。専従医師、看護部や地域連携室とも共通するチーム構成となっていますので、患者様・ご家族にチーム医療を提供することができます。

フロア・病床数・チーム

フロア・病床数・チーム

例:2階に入院した患者様へのサービス提供体制

例:2階に入院した患者様へのサービス提供体制

チームを超えて取り組む『地域包括ケア推進』

リハ科の4本柱が医療介護連携・認知症施策・介護予防・地域ケア会議

超高齢化社会を向かえる我が国にあって、地域包括ケアシステムを推進することが全ての医療機関に求められています。リハビリテーション科は国が示した地域包括ケア推進のための5本柱とリンクした事業計画立案して活動しています。

  1. 医療介護連携:医療と介護の連携を促進し、退院後の患者様が生活者としてイキイキ暮らせる地域づくりを
  2. 認知症施策:今後増加の一途をたどる認知症。専門職としてできることを模索。認知症サポーター養成を推進
  3. 介護予防:健康教室や介護教室等、地域住民のニーズに応え地域に出かけて健康増進。元気高齢者を支える側へ
  4. 地域ケア会議:専門職としての的確な意見発信とファシリテーターが担える人財育成。地域の課題をしっかり共有

当院での臨床業務はフロア単位、チーム単位が主となりますが、地域包括ケア推進のための活動はチームを横断するワーキンググループとして展開しています。したがって、チームメンバー以外とも協同する機会があります。

チームとワーキンググループ

チームとワーキンググループ

リハビリテーション専門職の紹介

理学療法部門

PT 成 美央子

理学療法では、座る・立つ・歩くなどの基本的な動作能力の改善を目的に、筋トレのような運動療法や、動作パターンの再構築を目指した動作練習など様々な治療を行います。また必要な患者様には装具の作成や、退院後の生活を想定した様々なシチュエーションでの歩行練習なども実施します。

入院時に「歩けるようになりたい」と言われる患者様はとても多くいらっしゃいます。私たちはその気持ちを大切にしながら、【歩くこと】だけではなく、その先にある【その人らしい生活を送ること】に向けた援助を常に心掛けています。

作業療法部門

OT 宮坂 祐規

作業療法では、食事や着替えなどの「日常生活動作(ADL)」ができるようになることを目指して、腕を動かす・座るなど生活を送る為に必要な機能の回復をサポートします。そして、実際にその人が行いやすい動作方法の提案や練習をしたり、自宅での動作が行いやすいように福祉用具の提案や家族への介助指導も行っています。また私たちは、退院後もその人らしい生活が行える事が最も大切であると考え、趣味、余暇活動などに合わせた応用動作の獲得支援、仕事や復学など社会に適応していく為のサポートもさせて頂いています。

言語聴覚部門

ST 若杉 麻美

言語聴覚療法では、私たちの生活に欠かすことの出来ない”言葉”に関してのリハビリを提供致します。病気や事故などで失語症や構音障害を呈すると、他者とのコミュニケーションが難しくなり、孤独感に苛まれることがあります。そういった方々が再び自分らしい生活を構築できるようサポートさせて頂きます。また、嚥下障害及び記憶や注意力をはじめとした高次脳機能障害を呈した患者様に対し、それらの改善方法と対処法を見出すために検査・評価を実施し、必要に応じて訓練、指導、助言、その他の援助を行います。